2014年10月6日月曜日

10月25日、東京都江戸川区で勉強会「南北戦争とナポレオン3世」を行います

全日本南北戦争フォーラムは下記の日程で会合を催します。
正会員の皆様はふるってご参加ください。
部外の方々もご参加になれます。

全日本南北戦争フォーラム勉強会「南北戦争とナポレオン3世」
日時:2014年10月25日 13時~
場所:東京都江戸川区・西葛西図書館 会議室第1
東京都江戸川区西葛西5-10-47 東京メトロ東西線「西葛西駅」下車、徒歩5分 詳細アクセスは下記サイト参照
https://www.library.city.edogawa.tokyo.jp/toshow/introduction/html/nishikasai.html
参加費:正会員は会場使用料金を頭割り負担願います(500円前後を想定)、外部の方は無料
ご参加につき、事前の申し込み、予約などは不要です

〈内容〉
第1部:映画『バトル・オブ・プエブラ』(CINCO DE MAYO)上映会
監督:ラファ・ラーラ
出演:クリスチャン・バスケス/リス・ガラルド
2013年 メキシコ映画 126分

(あらすじ)
 南北戦争に突入したアメリカが混乱のるつぼに叩き込まれていた1861年12月、アメリカの真南の隣国であるメキシコに、突如フランス軍が上陸。メキシコ軍と戦端を開きます。世に言うナポレオン3世の「メキシコ出兵」の始まりです。アメリカ大陸に対する野心を隠しもせず持っていた当時のフランス元首、皇帝ナポレオン3世は、南北戦争の混乱の隙に乗じてメキシコを制圧、そのままアメリカ南部連合を支援する形で南北戦争に介入し、アメリカ大陸をフランスの強い影響下に置くことを画策していました。このメキシコ出兵は彼の構想の第1段階で、軍備に劣る当時のメキシコ共和国は存亡の危機に立たされます。歴史の結果からいえば、このメキシコ出兵は失敗に終わり、ナポレオン3世の権威は急落。その失脚にもつながっていきます。ただそれはメキシコ人民の血のにじむような苦戦の末にやっとつかみとった、辛勝の中の辛勝といったものでした。メキシコでは昨年、この戦争におけるターニングポイントであった1862年5月5日のプエブラ会戦を映画化。本会ではまさにこの「南北戦争の裏戦争」といえるこの戦いの物語を見ることにより、当時の国際情勢をより複眼的に眺めてみたいと思います。

第2部:自由討議「南北戦争と当時の国際外交戦」
映画の感想からナポレオン3世の野心、またイギリスの態度やカール・マルクスのリンカーン支援などなど、南北戦争当時の外交についてか、参加者各位で自由に話し合ってみたいと思います。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。
問い合わせは本記事へのコメントか、事務局のメール(uhh04659@nifty.com)までお気軽にお寄せください。