2014年8月21日木曜日

9月6日に東京都内でワークショップ「南北クッキング」(野戦糧食の調理、試食講座)を行います

俗に「アイアン・プレート」とまで呼ばれた、異常に硬くて味気のないクラッカー「ハード・タック」。脂肪だらけのベーコンを炒め、そこから出たアブラで煮る乾燥野菜、そして大豆や植物の根で作った代用コーヒー…。
字面だけで見ても「いかにもまずそう」なこれらの料理が、南北戦争時代の野戦糧食でした。とにかく当時の従軍者の手記などを見ても、糧食を「美味しい」と書き残しているものはほとんどありません。アメリカ人が経験した最大の戦争の時代は、またアメリカ人が経験した「もっともまずい食事に耐えた日々」であったと言っても、決して過言ではありません。
今回、当フォーラムでは、南北戦争時代の野戦糧食をキッチン付きの会議室で再現調理し、当時の兵士たちの苦労を思うとともに、「飽食の現代」を反省してみようと思います。詳細な日程は下記の通りです。正会員の皆様はふるってご参加ください。部外の方々もご参加になれます。



全日本南北戦争フォーラム、ワークショップ「南北クッキング」
日時:2014年9月6日 15時~
場所:東京都江戸川区葛西区民館 講座講習室
東京都江戸川区中葛西3丁目10番1号 東京メトロ東西線「葛西駅」下車、徒歩5分 詳細は下記サイト
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/shisetsuguide/bunya/kuyakusho/kuminkan/c_kasai/guide.html
参加費:正会員は会場使用料金を頭割り負担願います(500円前後を想定)、外部の方は無料。
(事前申し込み、予約などは不要ですが、あらかじめご連絡いただければ、その人数分の食器などをご用意いたします)
問い合わせ先: uhh04659@nifty.com