全日本南北戦争フォーラムでは2023年10月7~8日の予定で、熊本県にて、本会・熊本県大会を開催します。
熊本県は1877年に、本邦における最後の内戦・西南戦争の舞台になった場所です。この戦争では、南北戦争で用いられた銃火器類が多数輸入・使用され、また薩軍の将・西郷隆盛は従来、さまざまな文化人などによって「日本のロバート・エドワード・リー」と形容されてきた人物です。さらに、熊本県には1871年、元北軍将校だったアメリカ人、リロイ・ランシング・ジェーンズが熊本洋学校の教師として来日・着任します。彼は同じく元北軍将校のウィリアム・スミス・クラークが札幌農学校で打ち立てた「札幌バンド」と並び称される「熊本バンド」を実質的に立ち上げた人物として、日本のプロテスタント信仰の源流となる存在として知られます。
このように、南北戦争と非常に縁の深い地である熊本県の南北戦争関連史跡群を、2日にわたって視察する予定です。昨年開催しました北海道大会に続く、本会の2回目となる地方大会を挙行します。
本大会には会員以外の方も参加可能です。熊本県にて、あらためて南北戦争を深く考える機会としたいと思います。
〈内容〉
日時:2023年10月7~8日
・7日の日程
午前11時30分にJR熊本駅集合。西南戦争の激戦地であった田原坂古戦場への視察に向かいます
・8日の日程
午前8時30分にJR熊本駅集合。熊本バンド関連史跡および西南戦争の激戦地であった熊本城の視察に向かいます。
※全日程終了後、熊本市内で懇親会を開催する予定です
参加費:無料
ただし参加ご希望の方は本会事務局まで、事前に申し込みをお願いします。お名前、メールアドレス、当日の緊急連絡先(携帯電話番号など)、および懇親会への参加希望の有無を明記した電子メールを、本会事務局( ogawa.kandai@gmail.com )に宛てて、9月28日までに送ってください。なお、想定参加定員に達した場合は、それ以前に申し込みを打ち切ります。また、この本会熊本県大会は、現地集合・現地解散です。参加者各位の熊本県までの交通手段や宿泊場所は、各自の責任で確保してください。本会で手配することはいたしません。
※参加申し込みは締め切りました。当日の飛び入り参加などはご遠慮ください。
以上どうぞよろしくお願いします。
(事務局)