全日本南北戦争フォーラムでは、このリンカーン暗殺事件を特集した会報第5号を刊行いたしましたが、より深い理解を求めて、同事件をテーマにすえた記念シンポジウムを8月30日に、東京都内で開催します。また同時に、南北戦争150周年となる本年の記念行事として執り行っている「南北戦争映画祭」も同時開催し、リンカーン暗殺事件を描いた『声をかくす人』を上映して、理解の助けとします。
会員外の方も、どうぞお気軽にご参加ください。
日時:2015年8月30日 13時~
場所:東京都江戸川区コミュニティプラザ一之江 集会室第1
東京都江戸川区一之江7-35-22 都営地下鉄新宿線一之江駅直結 詳細は下記サイト
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/shisetsuguide/bunya/bunkachiiki/c_plaza_ichinoe/index.html
参加費:正会員は会場使用料金を頭割り負担願います(500円前後を想定)、外部の方は無料
〈内容〉
第1部:映画『声をかくす人』上映会
監督:ロバート・レッドフォード
出演:ジェームズ・マカボイ ロビン・ライト ケビン・クライン
2011年 アメリカ映画 122分
(あらすじ)
1865年4月14日、南北戦争の終結直後、ワシントンの劇場でリンカーン大統領が南軍シンパの俳優に殺害される。実行犯は捜査途中で死亡。当局は共犯者を根こそぎ逮捕し、軍事法廷で裁くことを決定。元北軍軍人の弁護士、フレデリック・エイキンは、指名を受けて気の進まないまま被告の弁護を引き受けるが、そのまったく人権無視の裁判の進め方に衝撃と疑問を感じ始める…。リンカーン大統領の暗殺は、戦勝気分に沸いていた北部を絶望のどん底に叩き落す事件でした。リンカーンの後継者をもって任じたスタントン陸軍長官は、事件に何も関係ないような人物までをも逮捕。陪審員なし、控訴も認めないという人権無視の法廷で、買収した証人の「証言」に基づく、結論ありきの裁判を展開します。この裁判で死刑になった被告の中には、現在の研究ではまったくの無罪だったとされる人物まで含まれているのです。ハリウッドきってのリベラル派として知られるロバート・レッドフォードが、南北戦争開戦150周年の年に放った「人権映画」を、この機会にぜひご覧ください。
第2部:シンポジウム「リンカーン暗殺とは何だったのか」
(会報5号の特集記事執筆担当会員たちによる執筆記事の解説・報告とフリー・ディスカッションを行います)
以上どうぞよろしくお願いします。
(事務局)
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