全日本南北戦争フォーラムでは2017年10月より、「南部とは何か」と題した連続セミナーを開催します。旧南部連合構成各州を主な票田として2016年に誕生したドナルド・トランプ大統領は、現在アメリカ国内の“分断”を生じさせているなどと言われ、実際にこの夏、米国各地にある南軍将兵の銅像が破壊される騒ぎが起こるなど、21世紀のアメリカ国内で今、にわかに「南部連合」が亡霊のように存在感を増しつつあります。南北戦争に敗れ、米国誌の裏面に追いやられたはずの南部がいま、なぜ注目を浴びる事態となっているのか。本会では現今のこうした情勢下において、あらためて「南部とは何か」を連続して考える場を設けてみたいと思いました。その第1回を、下記の要領で開催します。会員外の方も、どうぞお気軽にご参加ください。
日時:2017年10月7日 17時~
場所:東京都江戸川区・東部フレンドホール 集会室第1
東京都江戸川区瑞江2丁目5番7号 都営地下鉄新宿線「瑞江駅」徒歩2分 詳細は下記サイト
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/shisetsuguide/bunya/bunkachiiki/c_tobu_friend/guide.html
参加費:正会員は会場使用料金を頭割り負担願います(500円前後を想定)、外部の方は無料
〈内容〉
第1部:映画『C.S.A.: The Confederate States of America』上映会
監督・脚本:ケビン・ウィルモット
出演:ルパート・ペイト エバマリー・ジョンソン ラリー・ピーターソン
2004年 アメリカ映画 89分
(あらすじ)
1863年、南北戦争中のゲティスバーグに突如現れた南軍の同盟軍、イギリス・フランス兵たちの力により、南北戦争は南軍の勝利に終わる。南部民主党主導で歴史を刻みゆくこととなったその後のアメリカは、全国に奴隷制を敷き、ナチス・ドイツと同盟する人種差別を国是とする国家として歩む。そんな「if歴史」をドキュメンタリー映画調に描きつつ、米国内の人種差別意識の根底に鋭く迫る一作。
第2部:今年度戦跡視察団帰朝報告
9月に南部ジョージア州に派遣しました本会の視察団による現地報告を行います。
以上どうぞよろしくお願いします。
(事務局)
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